
自身を表現するステータスアイテムという側面もある腕時計。確かな機能性における信頼、表現力豊かなデザイン性も含め、ブランド力というのはどうしても気になるところです。ここでは、時計業界におけるカリスマともいうべき有名ブランドをいくつかピックアップして、その特徴や魅力を紹介します。
OMEGA/オメガ
オメガは最初に手に入れたい高級時計として、候補にあがることが多い腕時計ブランドです。格式高いデザインや確かな機能性はもちろん、そのヒストリーにも注目です。それというのも、始めて月に携行された腕時計がオメガの時計だったからです。そのシリーズは「ムーンウォッチ」と呼ばれ有名になりました。公式の装備品としても選ばれる確かなクオリティが、オメガというブランド力を作り上げています。
ROLEX/ロレックス
もはや知らない人はいないというほど、高級腕時計として知名度の高いロレックス。3大発明と呼ばれる、時計業界における革新的な機構をいくつも生み出しており、機械式時計の歴史を語る際には欠かせないブランドといえるでしょう。その歴史に裏打ちされたブランド力は、もはや時計業界で未来永劫色褪せることはないでしょう。
SEIKO/セイコー
世界に誇る、日本の時計ブランドであるセイコー。その始まりは1881年であり、実はロレックスよりも長い歴史を持ちます。腕時計のムーブメントを大きく分類すると、クォーツ式と機械式のふたつに分けることができます。このクォーツ腕時計を世界で初めて発売したのがセイコーの「アストロン」というモデル。時計業界における革命を起こした日本の雄は、偉大なブランドとしてこれからも時計業界を支えていくでしょう。
CASIO/カシオ
90年代の日本でスマッシュヒットを飛ばし、今もなお時計業界の一大勢力として君臨する「Gショック」。このGショックを手掛けているブランド、それがカシオです。耐久性に優れていることで有名ですが、ソーラー充電システムやブルートゥース機能など、機能性において今も進化を続けています。腕時計を語るにおいて、欠かせないブランドのひとつでしょう。
HAMILTON/ハミルトン
腕時計の機能美として、いまや一大ジャンルとして定着しているクロノグラフ。世界発の自動巻きクロノグラフは、ハミルトンを含む4社の共同開発によって世に生み出されました。こうして時計史の大舞台に立ったハミルトン。デザインにも風格が漂い、今では大人の男性の魅力を演出する代表的なブランドとしても人気を集めています。
JUNGHANS/ユンハンス
ドイツ屈指の時計ブランドであるユンハンス。創業が1861年と長い歴史を持つ、知る人ぞ知る老舗の名門です。飾らずシンプルな、素の美しさをモットーとしたデザインが魅力的で、一種のアート性を感じさせます。流行も取り入れられた最先端のデザイン性がユンハンスのブランド力とも言えるでしょう。
CITIZEN/シチズン
高い技術力によって、時計のデザインを絶妙なバランスに仕上げる国産ブランドのシチズン。耐震装置付きの時計を国産時計で初めて搭載したブランドでもあります。また、わずかな光でもエネルギーに変えて時計を動かす、エコドライブ機能が独自技術として有名です。その技術力とデザイン性は、ブランド力の高さを証明しているといえます。
IWC/アイダビュリューシー
IWCは「質実剛健」というフレーズで評価される、時計産業の中心地スイスの腕時計ブランドです。そのフレーズのとおり職人魂のあるブランドで、IWCの時計であればいつの時代のものであってもメンテナンスを承ると公言しています。そのスピリットは時計のさらなる進化にも注ぎ込まれており、IWCの時計は機能性、デザイン性をあわせて常に刷新されています。
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